●(A14) 海士の子 あまのこ 〇しおのはなさく

 表題:海士の子
 読み:あまのこ

 収録:(A)三選樂譜 24 成樂會 1928(S.3).7 ◎Copy=(P100)

 記譜:単声(伴奏付き) 変イ長調 6/4

 インチピット:ソソラソ|ドレミ|レレミファ|ミ

 曲:不詳
 編曲:津川主一
 詞:犬童球渓


[詞] ※三選樂譜 24より

1.潮の花咲く荒磯の 石を枕の海士の子は
  朝も夕べも聴きなれた 波のひゞきが子守唄

2.遠き干潟の砂白き 濱をしとねのあまの子は
  夜も夜中もきゝなれた 松のひゞきがこもりうた

3.船にねむりて船に泣き 船に育った海士の子は
  貝を漁(あさ)りて日を送り 波に泳いで歳をとる

4.海に育ちて船になれ 櫓(ろ)かひの技(わざ)に親しんで
  海のお國の人となれ 海のお國の人となれ


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